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2012年9月28日 (金)

すべてのはじまりは<純粋疎外>

 <純粋疎外>という、<自分>と<自分以外>のものの見分けがつかない状態は、あらゆる場面でいつも起っています。<自他不可分>はいつでもどこでも起こっている現象です。この判断不能の状態は次のステップへの準備でもあると考えられます。

 そして、すべてがはじまるところが<純粋疎外>です。

 

 <純粋疎外>の始まりは母親の胎内です。

 人間が胎児として母体内にいるときには、<自分>と<母親>の区別がついていません。胎内で母子は一体であり、母子不可分の状態にあります。胎児からみれば<自他不可分>な状態です。羊水に浮かんでいる胎児の姿は、36℃のぬるま湯につかっている人と同じようなものでしょう。実際にこの状態を再現するようなフロートカプセル(アイソレーション・タンク)があり、リラクゼーションに役に立っているようです。人間の原点である母子不可分の状態、<自他不可分>な状態にまで戻って、安心していられた状態を想い起こし、一時ですが根本的な安寧を得て心身ともに心底から休むことができると思われます。ラジカルにリセットできるワケです。

 <自他不可分>の状態である<純粋疎外>では、時間や空間も区分けされていません。自己と他者だけではなく、過去も未来も区別できない状態なのです。そのために<純粋疎外>の状態では<いま/ここ>の認識を未来のように感じたり、あるいは過去のように感じたりします。デジャブとか予言、予知のような感覚の根拠がここにあります。

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